● イチイ
(イチイ科イチイ属)
● 花期 3〜5月
● 果期 9〜11月
● 植生
日本各地の庭、垣根、深山
イヌマキは暖地性植物ですが、このイチイ(オンコ、アララギ)は北海道から九州まで広く公園樹や生け垣などとして植えられています(雌雄異種)。でも自然界では寒冷地は多く暖地ほど深山に生える木です。それはともかく、このイチイの実も、小さいのですが(小粒の甲州ブドウよりもう少し小さい)食べると甘くみずみずしく、ちょっとしたおやつ、デザートとなります。
ただしこれだけは注意してください。イチイの実は絶対にその種を果肉とともに飲み込んではいけないのです。おいしい果肉には全く毒成分はありませんが、中の種には心臓麻痺をひき起こすタキシンという毒が含まれています。嘘か本当か人によってはイチイの種3〜4粒で死ぬなんていっている人もいますが、ともかく間違っても種は飲み込まないでください(私は3粒まで飲んだことありますが、何ともありませんでした。でも私が異常体質なのかもしれませんので、皆さんは絶対に真似をしないでください)。
また子供さんには特に注意してください。アメリカの毎年の植物中毒事件のベスト3には、常にこのイチイが入っているそうです。ことによると「1位」になることも・・・。
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