● ハス
(スイレン科ハス属)
● 花期 7〜8月
● 果期 8〜9月
● 植生
日本各地(寒冷地除く)
インド原産で古く中国から渡来したハスは、主に食用のための蓮根が広く栽培されていますが、現在は各地の池や泥湿地などで半野生化しているものも多くなったと言われています。ということは、この蓮根を掘り出すのは大変な努力を必要としますが、その上の花床(蜂巣)を数本いただくことは、実に容易で多分誰からも怒られないことでしょう。念のため、その放置地の所有者に一言声をかければもっと安心して、良質の澱粉質の固まりのハチスをいただけるはずです。
イラストのような、中の種がこぼれ落ちる前の若い蜂巣を採取したら、中から青く、いくらか黄ばんだ楕円形の種をとり出します。それを歯でかむと、シャリシャリ、シャリシャリ・・・そして口の中にはふわーとおいしい澱粉の味と香りが充満します。
たくさんとれたら中華味で炒めものをしましょう。鶏肉、ベーコンなどとシシトウ、インゲン、グリンピースなど、色々な素材と組み合わせることができます。和風でもいけるでしょうが、コチジャン、少量のゴマ油などとコンソメとを利用すると、オリジナル作品が出来上がります。種が固くなる前の、季節限定料理です。
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