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食べられる植物 【里山】
フキ
フキ
(キク科フキ属の多年草)

 山野の土手や棚田の畦道など、北海道を除く各地のやや水気のある所、近い所に群生しています。雪のある斜面では雪が消えるそばから、このフキのふっくらした花… フキノトウが葉に先だって顔をのぞかせます。このフキは雌雄異種で、フキノトウの花がいくらか黄色っぽく見えるのが雄株で、白いのが雌株です。でもどちらも区別しないで採取してかまいません。
 本州北部から北海道に生えるアキタブキは、葉柄の長さが2mにもなるとか。冬眠からさめた熊は、まずこのフキをムシャムシャ食べて腸内の掃除をし、それからいよいよ今シーズンのスタートを切るのだと、ずっと以前に聞いたことがあります。私達は可愛らしいフキノトウを食べて、いざ早春のスタートを切りましょう。

食べる部位
 フキノトウと葉柄、時に葉も

採取時期
 フキノトウは3〜5月。葉柄はほぼ1ヶ月遅れ。キャンプでごとごと煮込めば7〜8月の葉柄も食べられる。

食べ方
 フキノトウは生をちぎって味噌汁に浮かせて飲むのが最高。煮すぎや余った汁をあとで飲むとエゴくなる。天ぷらも良い。味噌にフキノトウを丸ごとつけておくと一週間ほどでご飯や茶漬けのおかずにもなる。
 若い茎はゆでて皮をむき、ダシ汁で煮たり、塩漬け、砂糖漬け、キャラブキとして楽しめる。葉も別に軽くゆでて細く切り、弱火で葉のキャラブキとすると食べられる。
 夏のフキは小川沿いなど、水のごく近くに生えているフキなら、春のときよりやや長めにゆでれば、同じように食べられる。ごく乾いた地面のフキは、茎が細く、丈も短く、茎の硬さがすごいのだが、まず熱湯でゆで、全部でなくていいから数筋皮をむき、好みの長さに切り揃えてから、また熱湯で1時間ほどゆでる。最後に水で2倍に薄めたしょう油に適量のミリン、酒、砂糖をとかした汁をヒタヒタに作り、弱火でぐつぐつ汁がなくなるまで煮る。これで最高のしまったキャラブキができる。キャンプでたくさんつくれば、帰りの土産代が浮く。

 

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