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食べられる植物 【里山】
クズ
クズ
(マメ科クズ属の多年草)

 秋の七草は「萩・尾花・葛・撫子・女郎花・藤袴・朝顔(キキョウのことといわれる)」です。しかし春の七草にくらべて、秋の七草は食べられるものは多分クズ一種だけで、なんとも寂しい限りです。でもその代わりにこのクズが、一人で花しか芸のない他のクズどもを補って、4月から9月近くまでは新つると、その後の若芽を、7月〜9月には花を、暇な人には一年中根っこ掘りを提供してくれています。
 最上のクズ粉を取るには、それなりの掘り取り時期やさらし時期があるのかも知れませんが、とにかく手間がたいへんなので、夏休みの時間のある時ぐらいしか挑戦できそうにありません。クズが分からない人は、里山で人に尋ねて下さい。まず近くに必ずあるので、クズに、いや、スグに教えてくれることと思います。

食べる部位
 春、最初に伸びだすつる芽(20〜30cm)と、その後は9月頃までつる先端の若芽(5cmほど)。花は房ごとと花びらごとに分けて。

採取時期
 つるは4〜5月。つる先端の若芽は8〜9月まで。花は7〜9月。

食べ方
 つる芽、若芽ともゆがいておひたしとする。あるいはそのまま生で塩気のあるベーコンといためたり、ピリ辛のエビなどと組み合わせてもよい。薄く衣をつけての天ぷらもおいしい。
 花も房ごと天ぷらとし、ばらした花はピラフなどにまぶしてもよい。お茶づけにのせるのも一興。ホワイトリカーにつけると薬用(?)花酒となる。

 

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