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食べられる植物 【里山】
イケマ
イケマ
(ガガイモ科カモメヅル属のつる性多年草)

 日本全土の山地、林縁の特に沢沿いや谷合の湿地で、他の植物などに絡みついて生育するつる性植物です。イケマはアイヌ語で「巨大な根」のことですが、その根は猛毒で、牛馬でさえも食べさせると死んでしまうそうです。従って、もうおわかりのように、人間はその根を決して食べてはイケマせん。
 でもその若芽、若茎は「山菜の王」といわれるほど美味です。数多い山菜の中でも、クセが無くコクのあるその風味は、絶妙であるとたたえられています。生える所には、春、束になって若茎が伸び出すので、発見したら「ヤッター!」と叫びつつ20〜30cmの若茎を切り取りましょう。切り口からは白い乳液が出ます。

食べる部位
 20〜30cmに伸びた若つる。夏でもつる先なら食べることができる。

採取時期
 5月〜6月(花期7〜8月)、実は8〜9月

食べ方
 決してゆですぎずに茎の弾力感を残して、おひたし、マヨネーズ和え、味噌汁、酢の物として食べる。天ぷらは特に美味。葉はサツマイモの葉にそっくりなので、初めての人は、夏につる先で、まずそのおいしさを体験するとよい。そしてできたら翌春に、同じ場所で最高の若つるを採取する。夏の若いオクラのような実は、炒め物にするとイケマす。

 

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