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食べられる植物 【里山】
ギョウジャニンニク
ギョウジャニンニク
(ユリ科ネギ属の多年草)

 あまりに有名で、生えている所を知っていれば誰もがいくらでも採れるために、今ではめっきり自生が少なくなってしまった・・・それでも先を争って毎春採られ続けている山菜が、このギョウジャニンニクです。本州中部以北〜北海道の深山の沢沿いの肥沃な場所にギョウジャニンニクが群生していた時代は、今でははるかの昔となってしまいました。仕方ないのでギョウジャニンニクを専門に栽培する農家も、数年だか十数年だか前から現われています。
 一方私のところへは北海道の知人から、それでも義務のように毎年適量のギョウジャニンニクが贈られてきますが、「今年はオヤジ(ヒグマのこと)とかなり接近しちゃってさ・・・」と聞くと、「決して無理はしないで・・・」と恐縮してしまいます。でも「あぶないからもういらない」とは決して言いません。毎年毎春、首を長ーくして待っているのです。それほどこの山菜は、甘くおいしいのです。ギョウジャニンニクのために、長生きしろよ!北海道のおー!!

食べる部位
 葉が開く直前の若茎葉

採取時期
 5〜6月(花期6〜7月)

食べ方
 多くの食材の最高の味わい方はまずおひたし。次に天ぷらや各種味つけ料理とつながり、即席漬けや塩漬けなどとなる。他に生食できるものは塩や味噌をちょっとつけて生でやる。このギョウジャニンニクもおひたしにすると特にその上品な甘みがぐんとひき立つ。生じょうゆ、わさび、からしじょうゆなどをチョンとつけて食べると最高。これだけで材料は食べつくしてしまうので、他の料理までできない。ベーコン炒め、卵とじ、ギョウジャニンニクの親子丼、カツ丼、柳川仕立て、中華仕立てと色々あるのだが・・・。茎のしょう油漬けとそのしょう油を他の料理に使うのは最高のぜいたく。
 最後に毒のあるスズランと間違えないこと。スズランは乾いた所に生え、茎も太いので一度見較べるとわかる。

 

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