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食べられる植物 【海辺】
ツワブキ
ツワブキ
(キク科ツワブキ属)

 ツワブキは海岸に限らず、内陸のどこにでも庭の下草として植えられているので、知らない人はこれがもともと海辺の植物だったとは、いわれなくては信じられないことでしょう。日本には北から南の海岸沿いに、数種類のツワブキが生育しています。
 近年では、もともとのツワブキの葉の美しさに、さらに葉の形や色合いに改良を加えた園芸種が何種か広まっているため、よけいに海との関連が薄くなっているのかも知れません。でも一度各地の漁村を訪れると、やはりツワブキは海辺の植物だということが実感されます。伊豆あたりですと、民家の前や道沿いに、それこそ無雑作に生育しています。

食べる部位
 葉柄、蕾

採取時期
 3〜6月、10〜11月(花期10〜12月)

食べ方
 なるべく若く軟らかい葉柄を集めて、熱湯をやや多めにかけるか、ざっと湯がいたら皮をむく。ごく軟らかい葉柄なら、皮むきは省略してもよい位だが、料理に心をかよわせたい人は、ていねいにむく。あとはワサビじょう油でそのまま食べたり、たいていは好みのだし汁を作って煮つけにする。とろ火でグツグツ煮切ると本家本元の純生キャラブキとなる。山のフキは葉も利用するが、海のツワブキは、多くの人は食べない。その代わりに秋、ツワブキの蕾は天ぷらとして食べることができる。山のフキはご承知のごとく、早春にその蕾を食べる。

 

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