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食べてはいけない植物
エンレイソウ(延齢草)
エンレイソウ(延齢草)

 ユリ科のエンレイソウには日本全土の山地や、やや湿り気のある林内に生える黒紫色の花を咲かせるエンレイソウと、同じく全国区ですが、やや高地性のシロバナエンレイソウ(ミヤマエンレイソウ)と、東北地方より北に生えるオオバナノエンレイソウとがあります(厳密には5種)。ともに独特な形の3枚葉と、花時は3枚の外花被片、3枚の内花被片という、3に縁の深い植物なので、一度見ると確実に覚えることができます。
 毒性は全草にあります。特に春先、他の野草・山菜と間違え食べると、サポニンによる激しい嘔吐に見舞われるといいます。従って当然試食したことはありません。
 ただしアメリカン・インディアンは出産に際し、この根茎を煎じて飲み、安産を促したとか、アイヌ民族は本種をエマウリ(イチゴなど液果すべての総称)とよんで、その液果を賞味したとの記述もあります。山野草としては普通に栽培されています。

 

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