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食べてはいけない植物
ヒガンバナ(マンジュシャゲ)
ヒガンバナ(マンジュシャゲ)

 ヒガンバナは、今では日本全土の人里近くの畦沿いなどに広く分布していますが、元は中国から伝わったものといわれています。それも一説によると、中国から日本に陶磁器などが輸送される時に、このヒガンバナの葉がクッション代わりに使われ、その球根が投げ捨てられたものが根づいたのが始まり…といわれています。
 全草にリコリン、ガランタミンという有毒成分が含まれますが、冬に青々とした葉を食べたり、あるいは球根をわざわざ掘りあげて食べ、嘔吐、下痢、けいれんを引き起こしたという話は聞かれません。かつては飢饉の時に、この球根をすりつぶし、水や草木灰などを使ってデンプンを晒し、それを団子状にして食べたといいますが、どんな味がしたのやら…。ある書物に「あれはまずかった」とありましたが、昭和生まれのその著者がヒガンバナダンゴを食べたのだろうか?と今でもちょっと疑問に思っています。

 

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