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森と湖の国フィンランド

第12回 盛夏の野山の花 4

リンネソウ
Linnaea borealis
 木々の葉が繁ってくると林床で開花する植物はほとんど見られなくなりますが、比較的明るい樹林の下には茎を長く地をはわせる蔓性の常緑小低木のリンネソウが咲いています。
 スウェーデンの植物学者、リンネに因んで命名されたリンネソウは、茎の先にほのかな香りのする帯桃白色の可愛らしい花を下向きに1対つけるのでメオトバナとも呼ばれます。



イチヤクソウ科イチヤクソウ属
ピュロラ・ロツンディフォリア
Pyrola rotundifolia
 やや薄暗い林内でも多年草のイチヤクソウは葉の間から花茎を出し、総状花序をつくり、多数の白色花をつけます。


ゴマノハグサ科ママコナ属
メランピュルム・プラテンセ
Melampyrum pratense
 さらにメランピュルム・プラテンセをはじめとするママコナの仲間は半寄生植物の1年草で、クリーム色、もしくは紅紫色の花を咲かせます。


シャクジョウソウ
Monotropa hypopitys
 また、山伏の持つ錫杖に似ていることから名付けられた腐生植物のシャクジョウソウは、木漏れ日のあたる針葉樹の林内に生えています。

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