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森と湖の国フィンランド

第13回 初秋の野山の花 1
 今回はフィンランド中南部の野山で初秋(8月中旬から秋にかけて)に普通に見られる植物をご紹介します。


オトギリソウ科オトギリソウ属
ヒペリウム・マクラツム
Hypericum maculatum
 初秋に咲く野山の花のほとんどは、秋に一斉に咲き出すというよりもすでに盛夏から徐々に咲き始めていて花期が比較的長いため、秋にも継続して花を楽しめることのほうが多いのです。


マツムシソウ科
クナウティア・アルベンシス
Knautia arvensis
 8月も中旬に入り秋の気配が感じられるようになりますと、林縁、空地、野原にはアキノキリンソウ、ヤナギタンポポ、タンジー、ソンクス・アルベンシスといったキク科植物の黄色の頭花、オトギリソウ科ヒペリウム・マクラツムの黄色の5弁花、マツムシソウ科クナウティア・アルベンシスの薄紫色の頭花が目立ってきます。

キク科の植物


アキノキリンソウ
Solidago virgaurea

ヤナギタンポポ
Hieracium umbellatum

タンジー
Tanacetum vulgare

ハチジョウナ属ソンクス・アルベンシス
Sonchus arvensis

 また、湿地にはシソ科のスタキス・パルストリスやハッカの花が時たま咲いています。


シソ科イヌゴマ属スタキス・パルストリス
Stachys palustris

ハッカ
Mentha arvensis


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