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今回はフィンランドの森林や都市の公園等で見られる代表的なキノコをご紹介しましょう。
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青空市場・野菜売りの店先で(8月上旬) アンズタケ / アンズタケ科 Cantharellus cibarius |
森の民族であるフィンランド人は西欧でもキノコ好きの民族としても知られています。豊かな森林資源に恵まれているフィンランドには春先から晩秋になるまで様々なキノコが生えています。フィンランド人は伝統的に森林や湿原においてベリー摘みとともにキノコ狩りを楽しみます。街中の公園や芝生にも時たまキノコがひょっこりと姿を現します。
しかし、交通量が多い場所ではやはり重金属等汚染物質のキノコへの蓄積が心配されますので、街中でのキノコ狩りはあまりお勧めできません。
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青空市場・野菜売りの店先(6月上旬) シャグマアミガサタケ / ノボリリュウ科 Gyromitra esculenta |
森林の食用キノコとして代表的なものは、ヤマドリタケ、ヤマイグチ、ナラタケ、キシメジ、ショウゲンジ、アンズタケ、そしてそのまま食べれば致死的な猛毒キノコにもかかわらず、細心の注意を払って適切に毒抜きをすれば美味しい食用キノコになるシャグマアミガサタケなどです。野生のキノコの中では一番早く採れるシャグマアミガサタケは5月頃からがシーズンとなり、町の朝市にも出回ります。日本人がフグを食べる心境で、それこそ命懸けの食文化を築いているのかもしれません。
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マツタケの仲間 / キシメジ科
Tricholoma nauseosum |
マツタケの近縁種も産しますが、分布が中部以北に偏り、収穫量も年変動が非常に大きいので、一般のフィンランド人にはほとんど知られていないキノコです。
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毒キノコの一種 ベニテングタケ テングタケ科 / Amanita muscaria |
毒キノコの中でも、致死的な猛毒キノコは数が限られています。ドクツルタケ(分布は中南部)、タマゴテングタケ(分布は南西部のごく一部)、フウセンタケの一種(分布は中南部)が猛毒茸御三家と言えます。
テングタケ属やフウセンタケ属の中には食用キノコもいくらか含まれていますが、これらの仲間のキノコを収穫するときは特に注意が必要です。
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シイタケ栽培が盛んなフィンランド その生産量は欧州一 |
フィンランドではシャグマアミガサタケも含めて商業上取引してよいキノコは、栽培品と野生のキノコをあわせて約30種類と規定されています。
フィンランド人の年間キノコ消費量は、一人あたり1.6kg前後と見積もられ、その内訳は自分で採取したもの0.5kg、缶詰等輸入品0.7kg、国産の栽培品0.35kg、国産の加工品0.05kgとなっています。キノコの利用法は、肉料理用のソースやサラダの付け合せとして家庭の食卓に出されることが多いようです。
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イタリア料理でおなじみのポルチーニ(ヤマドリタケ) イグチ科 / Boletus edulis
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フィンランド国内ではマッシュルームのほか、シイタケやヒラタケも栽培されています。特にフィンランドのシイタケの栽培・生産量は欧州一で、フランスやベルギーにも当地産のシイタケが輸出されています。
ポルチーニの別名でも知られているヤマドリタケは、高品質の野生の採取品が主にイタリア向けに輸出されています。
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