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森と湖の国フィンランド

第20回 サーナ自然保護地域の紅葉 1
 キルピスヤルヴィ周辺(⇒地図)で独特の山容を呈するサーナ山(1029m)は、キルピス湖の北東側に聳え、湖面の平均水面から山頂まで高低差が550mあります。地層の褶曲のために、東側斜面と南側斜面は急峻な断崖絶壁となっています。

夕日に照らされたサーナ山(1029m)とキルピス湖
ハイキングコースは西側斜面と北側斜面に設けられています。侵食防止と植生保護のために木製の階段がサーナ山登頂のための正規ルートのほぼ全行程にわたって設けられています。サーナ山の森林限界は海抜600m付近にあり、森林限界を形成している樹種はサンガクカンバです。

サーナ山西側斜面
 サーナ山南西側斜面の自然保護地域は1988年に設立され、現在フォレスト・パーク・サービス(林野庁)の管轄です。貴重な高山植物と珍しい鱗翅目の昆虫を保護することが目的です。その下部にあるサンガクカンバ林は富栄養性多草本植生森林型として保護されています。

ハイキングコース登山口からの上り坂
 サーナ山の麓にあるハイキングセンター背後の登山口を出発して木製の階段を1km程歩いて行くと、サンガクカンバ林からなる森林限界に達します。

森林限界後の急坂に設けられた木製階段
この後、山頂付近まで敷設されているやや急な木製の階段を登りきった後、さらに山頂まで普通の登山道を進みます。

頂上付近から眼下にキルピス湖を望む
森林限界からサーナ山山頂まで3kmの道程です。

北西側斜面中腹からのサーナ湖の眺め
山頂からサーナ湖畔まで北西方向に向かって3.5km程下っていきますが、この区間の登山道はほとんど整備されていません。

サーナ湖とヒュッテを後にするハイカー達
サーナ湖畔にあるログハウス造りのヒュッテを後にして台地状の緩やかなコースを下ってくると先程の森林限界に戻り、来た時と同じ木製の階段を登山口まで下りていきます。

コース途中にある小沼
ヒュッテからハイキングセンターに戻るまで4.5kmの道程です。

ピックマッラ山(738m)とキルピス湖


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