
玄関先東側庭 ハナルリソウ、カンアオイ、斑入り葉のギボウシにあわせて斑入り葉のチューリップ2種類を植栽
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クロッカスを中心とする早春の花壇とバラを中心とする夏花壇の繋ぎ役をしてくれるのが、チューリップを始めとする春・初夏咲き球根植物です。チューリップは花色が豊富で、花形が多彩ですし、開花期も品種によって異なるため、花壇では多用しています。過去5年間に合計33種類、1100球余りのチューリップの球根を南側庭の各所、一部は玄関先に植え込みました。品種ごとにまとまった数を群植するほうがやはり咲いた時見応えがするものです。

青空市場の花屋の店先に山積みされた 色とりどりのチューリップの束 |
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青空市場の花屋の店先にて 八重早咲き系チューリップの人気品種を中心に10本の束で売られている |
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チューリップは、切花として温室栽培のバラ(年間約7000万本)に次いで国内で2番目の生産高(年間約4030万本)を誇ります。普通、単色か混色で、10本、または20本の束で販売され、小売価格はそれぞれ平均5〜6ユーロと、10ユーロ前後となっています。
毎年、晩秋・年末から翌年のイースターにかけてがシーズンです。球根自体はすべてオランダから輸入され、低温・促成処理された球根を国内の生産業者の温室で発芽・栽培・開花させた後、国内市場に出荷します。
一般市民は金・土曜日に自宅用か、訪問の際のプレゼント用にチューリップを購入することが多く、適切に管理すれば屋内で1週間から10日間位十分花持ちします。
国内で切花として人気のある上位10品種だけで全生産高の80%近くを占め、特に八重早咲き系の品種に人気が集まります。ここ数年来上位3品種の順位は不動で、1位のモンテカルロだけで全生産高の40%近くを占めます。
1. ‘Monte Carlo’…八重早咲き黄色
2. ‘Abba’…八重早咲き赤色・時には細い黄色の縞
3. ‘Leen van der Mark’…トライアンフ系一重中生種、赤色・花弁の上縁に白色の縞

南側庭、建物に近い一画 満開のトライアンフ系チューリップ5種とワスレナグサ |
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1997年秋に南側庭の建物に近い一画にトライアンフ系チューリップ5種、合計50球を植栽したのを手始めに、毎年のように春・初夏咲き球根を増やしていきました。店先でつい衝動買いをすることもたまにありますが、普通は植栽計画に基づいて全体の色彩バランス等を考慮して購入します。

アプリコット・ビューティーを中心に早咲き系チューリップ、アネモネ・ブランダ、ムスカリ |
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特に5月を通じて庭の中核となるアプリコット・ビューティーは1999年秋に300球を最終的に地植えしました。この時は、さすがに前もって少量だけ買って試験栽培をし、その花色、花期、特性等を実際に確認しました。

南東側塀沿いの一画 1本の茎に数輪の花が開花するホワイト・ブーケ 枝咲き種 [開花時期]5月下旬〜6月上旬 |
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早咲き系の品種は4月下旬から5月上旬にかけて咲き出しますが、気候が比較的冷涼なので開花期間が長く、草丈も低いため強風による被害もほとんど心配ありません。
晩咲き系の品種は5月下旬から6月上旬になってから咲き出すため、強い日差しに当たると花弁が焼けて変色したり、しかも大輪で草丈も高いので時には風によって倒れたりすることもあります。一般的な管理としては、植栽時に元肥として緩効性球根植物専用肥料を与え、発芽と同時に液体肥料と置き肥を何度かに分けて与えます。晴天が続くようなら適宜潅水をし、開花後は必ず花がらを摘み取ります。さらに追肥を施して翌年の球根の肥大を図ります。

南東側塀沿いの一角 アメランキア・ラマルキー白花とチューリップ各種 |
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主役のチューリップの引き立て役として青色、青紫色、白色の草花も要所要所に適宜植え込んであります。この目的では、ムスカリ、スイセン、ワスレナグサ、アネモネ、ハナルリソウを使ってあります。チューリップとその脇役達のカラー・バリエーションと色彩構成は、バラを中心とする夏花壇のものと大筋で一致しています。
また、早咲き系チューリップの開花時期と合わせるように、落葉広葉樹の中では春一番に開葉するスグリの仲間のリベス・アルピヌムを4株、そして開葉・開花が美しいザイフリボクの仲間を適所に植え込んであります。近い将来2本のリンゴの木が順調に生長すれば、満開の白色や淡紅色の花も春の庭に彩りを添えることでしょう。
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