一昨年に引き続き、今年も春の園芸フェアをレポートします。戸外では連日小雪や霙が舞い寒風が吹きすさぶ中、本格的なガーデニング・シーズンを間近に控えて、春の園芸フェアは4月10日(木)から13日(日)までの4日間、ヘルシンキ市内のメッセ・センターで開催されました。
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「七色の虹」というテーマの大規模展示物を背景に弦楽器演奏 |

国産花卉施設栽培業者による展示コーナー |

和風庭園の展示コーナー |

太さの違うヤナギの枝を組み合わせた柵・土止め |

ヤナギの枝を組み合わせた垣根 |
春の園芸フェアは1993年に初めて開催され、その後今年に至るまで首都ヘルシンキと古都トゥルクで1年ごとに輪番で行われています。
年毎に園芸フェアの規模は拡大し、現在入場者総数、展示ブースの数とも北欧最大規模となっています。
今年は連日満員の盛況で、一般・業者・園芸関係者など入場者総数は開催期間中(4日間)これまでの最高の84,981人を記録しました。
春の園芸フェアは、フィンランド園芸協会、グリーン環境連合、全国施設園芸業者組合連合、園芸用機械販売業者組合連合の共同主催。
なお、不動産関係、別荘関係、個人住宅と庭、塗料・塗装関係のメッセも今回の園芸フェアと同時にメッセ・センター会場の一画を借りて開催されました。
●展示ゾーン
床面積5436m²の会場は中央のメインストリートによって大きく二分されていました。参加業者・法人の数は214。
会場内の大規模展示物のテーマは「七色の虹」で、チューリップ、ムスカリ、スイセンなど7万本の各種春咲き球根類を始め、月桂樹のポット植え、葉の切れ込みの深いシラカバ品種、レンギョウ、シャクナゲ、カラー、パンジー、ユキヤナギ、モンタナマツを中心に各種コニファー類、サンゴミズキなど促成栽培の草花が咲き乱れていました。
大規模展示物の両サイドにはそれぞれ噴水が設けられ、憩いの空間を醸し出していました。
芽吹いてきたヤナギの枝とサンゴミズキの赤い枝を巧みに編んで作った垣根と柵・土止めにも目を惹かれました。
ベランダガーデン作品→
参加9チームが創作したベランダガーデンの一般審査によるコンテストも行われました |
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北欧最大規模のバラ施設栽培業者のブース |

各種ベリー加工品の即売コーナー |

シーベリー(英名sea buckthorn)苗木の即売コーナー |
●即売コーナー
会場で切花・鉢植えを即売していたフィンランドのバラ栽培業者は、北欧最大、ヨーロッパでも有数の規模を誇り、年間一千万本、約45種類のバラを主として国内市場向けに生産・出荷しています。
オランダからも業者が夏・秋咲きの球根や宿根草を売りに出店していました。
会場には、この他に、種子、苗、鉢植え、切花、書籍・雑誌の販売・予約コーナー、ベリーから作ったジャム、ジュースやジェリー類、蜂蜜、そして国産野菜やハーブの試食・即売コーナーが並んでいました。
お客さんの注文に応じて、リンゴの小枝1本5ユーロの価格で、接木の専門家がオーダーメイドの実演をしていました。
| シイタケ榾木(ほだぎ)の即売コーナー |
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国産園芸用品メーカーのブース |
●園芸用品・資材コーナー
メインストリートの反対側には、園芸用機械各種、園芸用品・資材、屋外用照明器具、噴水、置物、温室、堆肥作りのためのプラスチック製容器、肥料、農薬、園芸用土、造園関係(石材、コンクリートブロック)、デッキ、ベンチ、東屋、子供用のミニ・ログハウス、プール、棚、スタンド、アーチ、トレリスなどが展示・即売されていました。
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←石工による石材の切断実演 |

園芸造園関係の古本鑑定と相談所 |

野菜の消費促進を促すキャンペーン |
●イベント
会場では毎日フロリストによる実演、専門家による園芸がテーマの一般向け講演や園芸・造園相談、園芸関係の古本鑑定が行われていました。
また、因みに今回の一般向け講演(各40分)のテーマは、
・春の剪定で切り取った枝葉の再利用法
・維持管理が容易な宿根草のコーナー作り
・家庭での果樹・野菜の有機栽培
・周年楽しめるベランダガーデン
・園芸用機械紹介と維持管理
・エコトイレ
・イースターの装飾アイデア
・国産野菜の消費促進で健康増進を
でした。
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←国産温室野菜で作った野菜人形 |
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