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森と湖の国フィンランド・ガーデニング奮闘記

第15回 2005年春の園芸フェア 1
一昨年に引き続き、今年も春の園芸フェアをレポートします。本格的なガーデニング・シーズンを間近に控えて、今回で7回目を迎えた春の園芸フェアは4月7日(木)から10日(日)までの4日間、ヘルシンキ市内のメッセ・センターで開催されました。


ヘルシンキ・メッセ・センターの正面入り口
 春の園芸フェアは1993年に初めて開催され、その後今年に至るまで首都ヘルシンキと古都トゥルクで1年ごとに輪番で行われています。年毎に園芸フェアの規模は拡大し、現在入場者総数、展示ブースの数とも北欧最大規模となっています。今年の一般・業者・園芸関係者など入場者総数は開催期間中(4日間)67,719人を記録しました。春の園芸フェアは、フィンランド園芸協会、グリーン環境連合、全国施設園芸業者組合連合、園芸用機械販売業者組合連合の共同主催。なお、住宅と別荘関係のメッセも園芸フェアと同時にメッセ・センター会場の一画を借りて開催されました。


流れる色彩というテーマの大規模展示物
 床面積5,309m²の会場は中央の大規模展示物によって大きく二分されていました。参加業者・法人の数は197。会場内の大規模展示物のテーマは“流れる色彩”で、8万本のカラフルなチューリップを始め、樹木、蔓植物から構成されていました。ピートブロック、軽石ブロック、ゴムマットが構造物として使われていました。大規模展示物中央部の細長い池には小さな噴水と彫像が交互にいくつか設けられ、居憩いの空間を醸し出していました。


滴り落ちる雨と名付けられた会場中央の造形物
 会場の中心にウッドデッキが設置され、その上方には“滴り落ちる雨”と名付けられた造形物が吊り下げられていました。この大きな鳥籠のような造形物は黄緑色のカーネーションをレース状に編み込んである上、その直下にブラウン管などの廃品ガラスを利用した泉をイメージしたサークルがあって来訪者の注目を集めていました。


国内で作出されたガーベラ品種
 切花・鉢植えを即売していたバラ栽培業者のブースのすぐ近くでは、国内で作出されたガーベラ品種の一般審査による品評会が行なわれていました。


園芸品種の種子販売ブース
 オランダからも業者が夏・秋咲きの球根や宿根草を売りに出店していました。この他に、種子、苗、鉢植え、切花、書籍・雑誌の販売・予約コーナー、ベリーから作ったジャム、ジュースやジェリー類、蜂蜜、そして国産野菜・栽培キノコやハーブの試食・即売コーナー、グラフィック・デザイナーの作品展示即売コーナーが並んでいました。お客さんの注文に応じて、リンゴの小枝1本5ユーロの価格で、専門家が接木の実演をしていました。


自生種の種子販売ブース



グラフィック・デザイナーの作品展示即売コーナー



ロマンチックガーデンの見本展示コーナー
 様々なテーマに従って作られた庭造りの見本展示コーナーもいくつかありました。

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