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| 第4回 カカオ物語 | |||||
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カカオの歴史
15世紀末に始まるスペイン人による新大陸の征服の過程でヨーロッパ人はカカオの存在を知りましたが、しばらくそれは先住民の飲み物でしかありませんでした。そしてカカオがヨーロッパに渡るにはそれから100年弱の年月がかかったのです。その間、新大陸では砂糖を入れたりシナモンを加えるなど味の工夫がされました。さらにヨーロッパに渡った飲むチョコレートもしばらくはスペインがその美味しさを密かに独占していたのです。新大陸からスペインに向かう船をイギリス艦船が襲い、金貨が満載されていると思ったらただの苦い豆だったのでがっかりして全て海にぶちまけたといった逸話もあるそうです。 そして17世紀の初頭と半ばにスペイン王室からフランスに興し入れした王女様達がついに素敵な味をフランスに伝え、それを皮切りにヨーロッパ各地にチョコレートが広がりました。19世紀になるとココア、続いて固形チョコ、ミルクチョコが次々と開発され、今ではチョコレートは固形のものが主流を占めるようになりました
カカオってこんなに素敵
写真の農園はメキシコ南部タバスコ州にあるカカオ農園です。この州には上でご紹介したオルメカ文明の巨石人頭が数多く残っていて、昔も今もカカオの一大産地です。
カカオについては、かつての口・喉の炎症、歯痛、下痢、血便、肝臓や肺の炎症、悪寒、虫刺され、強壮、難産、催乳への効果といった昔からの経験的な薬効だけでなく、今話題のポリフェノールの含有に関して各方面で研究が進んでいます。事実カカオ(カカオマスポリフェノール)には赤ワインの数倍のポリフェノールが含まれ、その薬理作用として抗酸化、免疫調整、胃潰瘍予防、抗動脈硬化、抗ストレス、静菌・殺菌といった優れた作用が確認されています。
そんなカカオたちに出会うには
私どもBIZEN中南米美術館(http://www.latinamerica.jp/)では、現在新大陸の仲間たち(古代中南米動物園)という常設企画展を開催中ですが、動物の王者人間のコーナーで栽培植物としてのカカオの歴史を古代の遺物なども使いながら紹介しています。 また、館内では取れたカカオ豆をそのままローストしたものを試食していただいたり、グループでのお客様にはご希望に応じて古代のカカオ豆の調理風景の再現をお見せしたりする他、古代のチョコレートの試飲サービスも致しております。お問い合わせはBIZEN中南米美術館(電話:0869-72-0222)まで。 |
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