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| 第1回 赤道直下の島、シンガポール |
私、ガーデンコーディネーターの木村智子(詳しいプロフィールはぷらんちゃのページを見てくださいね)は2002年4月、夫の仕事の都合でシンガポールにやってきました。初めての海外生活、おまけに語学は全くダメ。そのため、始めの2ヶ月は怖くてほとんど外出できなかった小心者の私。四苦八苦しているうちに、あっと言う間に2年が過ぎ去っていました。 正直なことを言うと、シンガポールへの引越しはいやでしょうがありませんでした。イギリスのお庭が本当に大好きだったし、日本庭園のよさも改めて感じていた頃だったし、「どうして温帯じゃなくて熱帯なの? 熱帯植物と言えば、よりによって私が興味のない分野『ランと観葉植物』の世界じゃん!全然面白くなーい!」 なんて文句を言いつつ、でも精一杯前向きに考えて「この際だから、南国の植物に詳しくなろう!」と思い直して、しぶしぶやってきたのです。 でも2年経った今は、熱帯の植物に魅了されてドップリとはまりこんでいます。同時に、おいしいものがいっぱいあって、緑がいっぱいのキレイな町で、おまけに安心して外を歩ける治安の良さを実感し、シンガポールが大好きになりました。 皆さんは「シンガポール」と聞いて、何を想像しますか?私はもともとはせいぜい「マーライオン」くらいしか連想できませんでした。赤道直下にあることも、東京23区くらいしかないとても小さな国だということも知りませんでした。ブランド物などの買い物天国ということすらも知りませんでした。(皆さんはこっちの方で知ってるのかな?) でも今は、赤道直下の小さな島の中に「大都会」と「多くの民族の食や文化」と、「熱帯雨林やマングローブ林などの熱帯の貴重な自然」とが、ぎゅぎゅっと詰め込まれている国だということを知っています。国を1周するのに車で1時間くらいしかかからないこの国の中に、ぎゅぎゅっと詰め込まれているのです。これがどういうことかわかりますか? 家を出てタクシーに乗ります。30分でマングローブ林、20分で熱帯雨林、10分で銀座みたいなお買い物の町オーチャードロード、わずか5分でめっちゃおいしい中華料理…にたどり着いてしまうというワケ。 東京という大都会の周辺の町に住み、ちょっと用を済ませるのにも1時間電車に揺られ…という生活をしていたことを考えると、このコンパクトさはあまりにも便利(反面きゅうくつでもあるのですが)で、この利を活かして、今は都会に住みながら、熱帯雨林散策に明け暮れるという夢のような生活をしています。(これを「夢のような生活」と言い切る私はもしかしたら駐在奥様失格かも… こちらのレポートではシンガポールで見ることができる面白いもの…観光スポットをはじめ、特に自然や植物、そしてそれらと密接にかかわった人間の生活などについて皆さんにご紹介できたらと思っています。 マーライオンのイメージしかない、シンガポール。目から鱗を落として見直してくれると嬉しいなぁ。こう、ご期待! |
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